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迷路みたいな渋谷駅周辺はどう変わる? 7月「渋谷サクラステージ」「渋谷アクシュ」相次ぎオープン 東急の狙い:長浜淳之介のトレンドアンテナ(2/6 ページ)
7月に入ってJR渋谷駅東口エリアに複合施設「渋谷アクシュ」、南口エリアに「渋谷サクラステージ」が相次ぎ開業した。渋谷への影響と、東急の狙いに迫る。
くつろげる飲食店を積極的に誘致
渋谷アクシュは、渋谷駅東口の渋谷ヒカリエに隣接、青山通りに面している。コンセプトは「TSUNAGI-BA」で、渋谷と青山を結ぶ結節点に位置している。
老朽化した4棟のビルを、地上23階、地下4階、高さ120メートルの1棟の高層ビルに建て替えた。渋谷二丁目17地区市街地再開発組合が事業主体で、東急もその組合員となっている。敷地面積は約3460平米。
従来このエリアはオフィス街となっていたため、にぎわいが生まれる場所が不足してきた。そこで、1〜4階の商業フロアには、当エリアのワーカーや、青山エリアに通学する学生がくつろげる飲食店を積極的に誘致したという。5〜23階はオフィスだ。
商業フロアには15テナントが出店しており、くつろぎの場となるカフェは3店ある。1階の「SINGLE O SHIBUYA」は、10秒で手早くスペシャルティコーヒーが提供できるスタンド(開業日は未定)。2003年にオーストラリアのシドニーからスタートし、2014年に日本上陸。
2階の「ANTICO CAFEE AL AVIS」は、イタリアの街角にあるバールがコンセプト。パニーニなどの軽食、ドルチェも充実している。また、3階には「タリーズコーヒー」が出店している。
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