迷路みたいな渋谷駅周辺はどう変わる? 7月「渋谷サクラステージ」「渋谷アクシュ」相次ぎオープン 東急の狙い:長浜淳之介のトレンドアンテナ(5/6 ページ)
7月に入ってJR渋谷駅東口エリアに複合施設「渋谷アクシュ」、南口エリアに「渋谷サクラステージ」が相次ぎ開業した。渋谷への影響と、東急の狙いに迫る。
モバイルオーダーを導入
渋谷サクラステージに新規開業した商業施設はどうなっているのか。A街区の店舗を紹介する。
4階のフードホール「FOOD MET」は目玉となるスポットで、17の飲食店が集結している。
1つ目のゾーン「SHIBUYA SAKURAGAOKA BEER HALL」には、ビール醸造所を併設した「SHIBUYA BREWERY」を中心に全8店が集まった。飲食スペースは共用で、モバイルオーダーで全店のメニューを楽しめるのが売り。一種のフードコートだ。席数は全部で200席超になる。
SHIBUYA BREWERYは、オリジナルのクラフトビールの他、北海道産を使ったフライドポテトなどのおつまみも提供する。
「Ciel Pizza」は、表参道のミシュラン1つ星「LATURE」の室田拓人シェフが、ビールに合う米粉入りピザを開発した。「スタンド フォー ユー」は、学芸大学と自由ヶ丘のバインミー専門店「スタンドバインミー」が、国産米麺を使ったフォーに挑戦している。
その他、中華、唐揚げ、海鮮などの店も出店していて、幅広い料理が楽しめるようにした。
2つ目のゾーン「渋谷 By STREET」は、路面店のようなカジュアル業態の6店が並ぶゾーンだ。和食居酒屋とだし茶漬けのチェーン「えん」を創業した楊文慶氏が代表を務める大東商事(東京都渋谷区)が一括して経営している。
ラインアップは、和の居酒屋「酒場ジャロウ」、メキシカン「ラ・エスキーナ」、水餃子「MR.LEE」、鉄板「BANANA STEAK」、焼肉「78(ナナハチ)」、すしとワイン「SUSHI SOUL」。
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