2015年7月27日以前の記事
検索
ニュース

学生が企業選びで重視すること 「給与・賞与」「成長環境」を超えた1位は?1500人に聞いた(2/2 ページ)

売り手市場が続き、選考参加者数を増やしたいという企業側の背景がある中、学生は企業選びにおいて、何に注目しているのか、マイナビ(東京都千代田区)が調査を実施した。

Share
Tweet
LINE
Hatena
-
前のページへ |       

推薦を利用しない学生が増加 なぜ?

 理系学生の推薦状の提出経験について、2017年卒は全体で32.3%だったが、2025年卒では17.0%と、8年間で15.3ポイント減少した。また、入社予定先が決定している学生のうち、89.6%が「自由応募」で選考に応募したと回答した。

photo
理系学生の推薦状の提出経験(マイナビ調べ)
photo
企業への応募方法(マイナビ調べ)

 全国の大学代表者らで構成され、学生の就職活動の在り方について考える「就職問題懇談会」において、学校推薦は卒業・修了年度の6月1日以降にするよう要請されている。しかし、現時点で入社予定先が決定している理系学生のうち90.1%は、5月以前に内々定を得ていることが分かった。

 志望度の高い企業であっても、推薦状の発行が可能なタイミングに先駆けて選考がスタートし、推薦を利用しない学生が増えていると考えられる。

photo
内々定を得た時期(マイナビ調べ)

 調査は、6月25〜30日にインターネットで実施。2025年3月卒業予定の全国の大学生、大学院生1507人(文系男子186人、理系男子351人、文系女子602人、理系女子368人)から回答を得た。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

前のページへ |       
ページトップに戻る