調査リポート
中間管理職の6割が「孤独」 負担が大きいと感じている割合は7割にも(2/2 ページ)
mentoは、100名以上企業の中間管理職を対象に「ミドルマネージャーの実態調査2024」を実施した。自身のマネージャーの職務内容について負担の大きさを感じているか聞いたところ、68.0%が「負担が大きい」と回答した。
マネージャーとして孤独を感じるか
マネージャーとして孤独を感じることがあるかという問いに、「非常に感じる」と答えた人は10.7%、「感じる」は23.1%、「少し感じる」は29.4%と、合わせて63.2%が孤独を感じていた。
孤独を感じる要因として思い当たるものを聞いた。最も多かったのは「上司と部下との板挟みになっているため」で41.9%、次いで「マネージャーとしての振る舞いが求められるため」が36.7%、「本音を打ち明けられる人がいないため」が36.2%だった。ミドルマネージャーの立場として、板挟みや本音を話せない葛藤があるようだ。
今回の調査は、従業員が100人以上の企業の中間管理職(課長・部長・事業部長)を対象に、インターネットで行った。期間は7月29〜30日、有効回答数は1075人。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
「退職代行」60回以上使われた大企業も……利用が多い職種、傾向は?
新卒を含むZ世代の退職について世間の注目度が高まる中、退職代行がよく利用される職種の傾向とは?
“管理しすぎる”上司に共通する特徴は? 3割強が「上司の管理過剰」を指摘
3割強が上司からの管理過剰を感じている──。そのような結果がリクルートマネジメントソリューションズ(東京都港区)による調査で明らかとなった。「管理しすぎる」上司の特徴とは。

