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生産性の敵「時間泥棒」にどう対処するか 意外に多い自分が原因(2/3 ページ)

「時間泥棒から逃れたい」はよく聞く言葉です。 時間泥棒と感じることは、自分の責任でもあることも多いです。自分が引き起こしている時間泥棒について考えてみましょう。

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・タスクの処理時間の見込みの甘さ

 自分では1時間でできると踏んでいたことが2時間かかってしまうと、その1時間は完全に時間泥棒になってしまいます。計画の甘さはその後の時間の使い方に大きな影響を与えます。

・アウトプットのクオリティが低すぎてやり直しになる

 「やり直し」や「修正」も時間泥棒の象徴的な存在です。これは明らかに自分の能力不足か、ニーズの理解不足によるものです。自分の能力を俯瞰的に判断し、不足している知識やスキルを補うタスクも必要となります。

・スキがある

 些細な事を頼まれたり、雑用をお願いされたりすることの多い人は、相手に「頼みやすい」と判断されています。自分のスケジュールやタスク、目標等は積極的に開示し、些細なことが入り込むスキをつくらないことも必要です。

・ストレスによる逃避

 緊急事項ばかり対応したり、トラブル対応ばかりに時間を費やしたりすると、ストレスが増大し、緊急性も重要性もないことに逃避してしまいがちです。過度な自分への追い込みはストレスを増大させ、はけ口を求めるようになってしまいます。結果、何の生産性もなく、効果もない、ただ時間を浪費することになってしまいます。まさに無駄な時間です。日ごろからストレスをためないような仕事の仕方をするようにしましょう。

・自己管理不足

 急な病気や体調の悪化も思わぬ計算外の時間泥棒と言えます。暴飲暴食や運動不足など、自己管理不足による体調の悪化は、ある程度は未然に防ぐことができるでしょう。計画時に、健康管理に関するタスクを入れておくことも、時間泥棒を防ぐ手立てのひとつになります。

・定期的な報告の不足

 上司や顧客からの急な依頼や指示に抗うことは難しいものです。できる限り自分の状況を理解しておいてもらうためには、定期的な報告やレポート、ミーティングなどを行っておくべきでしょう。

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