ニュース
ファミマ、サントリー「伊右衛門」とお茶開発 健康志向×節約志向の消費者に訴求:プロダクトInsights
ファミリーマートは9月3日、同社のプライベートブランド「ファミマル」から、「伊右衛門 毎日すこやか濃い緑茶」「伊右衛門 毎日すこやかブレンド茶」(各130円)を発売する。健康志向の高まりを受けて、サントリー食品インターナショナル(東京都港区)と共同開発した。
プロダクトInsights
日々リリースされる新しい商品やサービスたち。その商品やサービスには、必ず企業側の思惑や狙い、生活者のニーズ、時代の空気感が反映されている。本シリーズでは、これらの「Insight」を考察していく。
ファミリーマートは9月3日、同社のプライベートブランド「ファミマル」から、「伊右衛門 毎日すこやか濃い緑茶」「伊右衛門 毎日すこやかブレンド茶」(各130円)を発売する。サントリー食品インターナショナル(東京都港区)との共同開発商品。
同社はお茶市場において、機能性をアピールしたお茶飲料の消費拡大の動きが活発化していることに着目。同社においても機能性表示食品のお茶飲料が、2022年1月〜2024年7月までの実績で前年を上回る売り上げを記録していることから、PBからも機能性表示食品のお茶を展開するに至った。
PBから発売することで、習慣化しやすい低価格帯の商品として展開。消費者の節約志向の高まりにも対応する狙いだ。
全国のファミリーマート約1万6300店舗で取り扱う。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
世界で「緑茶」ブーム? 国内市場は縮小を続ける一方、まだまだ大注目なワケ
市場が縮小し続けている日本茶だが、視点を変えるとまだまだ成長の余地はありそうだ。
数学好きにはたまらない? サントリー特茶が広告に「計算問題」を仕込んだワケ
小林製薬の「紅麹」問題 「機能性表示食品」見直しの背景に何があるのか
小林製薬によるサプリメント健康被害問題を受け、「機能性表示食品制度の見直し」を行うべきとの動きがある。業界に与えるインパクトや、今後考えられるシナリオは……。



