明治、「ザバス」など19品最大6％値上げ 10月1日出荷分から

明治は9月3日、乳児用粉ミルクと粉末プロテインを、10月1日以降の出荷分から値上げする。原材料価格や物流コストの上昇が主な原因としている。

[ITmedia]

　明治は9月3日、乳児用粉ミルクと粉末プロテインについて、10月1日以降の出荷分から値上げすると発表した。原材料価格や物流コストの上昇が主な原因としている。

明治、「ザバス」など値上げ（公式Webサイトより引用）

　対象となるのは合計19品。乳児用粉ミルクについては「明治ほほえみ 800g」「明治ほほえみ 2缶パック」を3.5％値上げする。

値上げ対象となる乳児用粉ミルク

　粉末プロテインについては「ザバス アドバンストホエイプロテイン100」各種を6％値上げする。

値上げ対象となる粉末プロテイン

値上げ対象となる粉末プロテイン

　背景には原材料価格をはじめ、物流コストや包装材価格、エネルギーコストといった諸経費が高止まりしている状況がある。同社はコスト上昇を吸収すべく対策を講じてきたものの、「現状の価格による販売の継続が難しい状況」となったことから、今回の値上げに踏み切ったとしている。