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セブン&アイ、「買収提案は『著しく』過小評価」 カナダのコンビニ大手に回答
セブン&アイホールディングスは9月6日、買収提案を受けていたカナダのコンビニ大手アリマンタシォン・クシュタール社への回答書簡を公開した。セブン&アイの取締役会は、当該提案は株主およびその他のステークホルダーにとって、「最善の利益に資する提案ではない」と評価したという。
セブン&アイホールディングスは9月6日、買収提案を受けていたカナダのコンビニ大手アリマンタシォン・クシュタール社への回答書簡を公開した。書簡によると、セブン&アイの取締役会は、当該提案は株主およびその他のステークホルダーにとって、「最善の利益に資する提案ではない」と評価したという。
同社は提案について、「当社の本源的価値およびそれら価値を顕在化する機会を『著しく』過小評価」しているとコメント。また、買収された場合に現在の規制環境下において、米国の競争法当局との関係で直面することが予想される、複数の重要な課題についても「適切に考慮されていない」との見解を示した。
同社は8月19日に、アリマンタシォン・クシュタール社から買収提案がなされた事実を公表。独立社外取締役で構成する特別委員会において、当該提案への返答について検討するとしていた。
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