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人的資本開示で「志望度上がる」 企業が真っ先に開示すべき情報は?(2/2 ページ)

人的資本の情報開示で「選考の参加優先度が向上する」求職者は44.5%──。そのような結果が、リクルートの調査で明らかになった。どのような情報が開示されると志望度が上がるのか。

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 個人のキャリアオーナーシップ醸成にも関わる「従業員のエンゲージメント」や「従業員の育成方針」について、「情報提供をしている企業群」と「情報提供をしていない企業群」で採用状況を比較した。

 中途採用で「十分に人数を確保できている」と回答した内訳を情報提供の有無で分類すると、「情報提供をしている企業群」は41.5%、「情報提供をしていない企業群」は20.9%だった。

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【中途採用】求職者への情報提供状況と採用人数確保の関係(リクルート調べ)

 また、新卒採用で「十分に人数を確保できている」とした「情報提供をしている企業群」は、47.9%に上った。一方で「情報提供をしていない企業群」は16.3%にとどまり、中途採用よりも低い結果に。

 いずれの採用においても「情報提供をしている企業群」の方が、採用人数を確保できている傾向が見られた。

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【新卒採用】求職者への情報提供状況と採用人数確保の関係(リクルート調べ)

 調査は3月23〜25日にインターネットで実施。就職活動中の学生、20代〜60代の求職者を含む働く個人、合計1033人から回答を得た。

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