「大きな仕事をやってみたいが、時間がない」 そんな人はどうすればいいのか(2/3 ページ)
よく言われることですが、小さな成功体験を積み重ねるのはとても良いことだと思います。どんなに小さなタスクでも、必ず手帳に書いて、「実行(達成)したらチェックを入れる」ことを繰り返せば、達成感を得て、次のタスクへのやる気も出てくるはずです。
「これまでやってこなかったこと」をやってみる
今度は、単なる「やるべきタスク」だけではなく、生産性を高めるため、仕事の質を高めるためのタスク計画を考えてみます。
例えば、「15時から16時、これまでにやっていなかったことで、できることはないか?」
と考えてみたらいかがでしょうか。1時間が重たければ、30分でもいいでしょう。
「新しいサービスについて考えてみる」「マネジメントについて勉強する」これまで、やりたいと思っていたができていないことは、誰でも持っているはずです。
ただしこれも、大きすぎるテーマは実行の壁が高くなりますので、できる限り小さなタスクにして計画してみましょう。
「30分の無駄」を見つける
時間管理のノウハウを紹介したものの中によくあるのが、「無駄な時間を徹底的に排除する」というものがあります。
その通りではあるのですが、実際にやっているときは無駄だと考えていませんので、無駄を排除しろと言われても、なかなかできることではありません。
1日の終わりや翌日の朝、30分でかまわないので、どこかに改善できそうな時間がなかったかどうかを検証してみましょう。そのためには、克明に記載しておくことが必要になりますので、まず、1日その日の行動を30分単位(できれば15分単位)で、記録してみましょう。
ただし、無駄だと思えることは、ほとんどが外から起こることです。例えば、上司からの突然の資料の修正指示や会議への参加要請など、従わざるをえないことが大半です。つまり、その時点(起こった時点)では、すでにコントロールすることはできません。そうした外から来る、自分では無駄だと思っていることを防ぐためには、原因となることをつきとめ、対策をとる必要があります。
「修正をしなくて良い資料はどうすれば作れるか」を考え、次の機会には、そのタスクを計画しましょう。
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