無印良品、不揃いフルーツ×チョコの菓子4種発売 季節感と食品ロス削減で訴求:プロダクトInsights
良品計画は10月11日から、不揃い(ふぞろい)のフルーツとチョコレートを組みあわせた「不揃いチョコシリーズ」4種を、季節限定で発売する。気温が下がる秋口のタイミングに合わせ、季節感で訴求する。
プロダクトInsights
日々リリースされる新しい商品やサービスたち。その商品やサービスには、必ず企業側の思惑や狙い、生活者のニーズ、時代の空気感が反映されている。本シリーズでは、これらの「Insight」を考察していく。
無印良品を展開する良品計画(東京都文京区)は10月11日、不揃い(ふぞろい)のフルーツとチョコレートを組みあわせた「不揃いチョコシリーズ」4種を、季節限定で発売する。気温が下がる秋口のタイミングに合わせて、季節感で訴求する。
今回発売するのは、「不揃い パイナップルヨーグルトチョコ」「不揃い バナナチップヨーグルトチョコ」(各250円)、「不揃い しみこみチョコ アプリコット」「不揃い しみこみヨーグルトチョコ いちご」(各490円)の4商品。
カットしたものや粒の小さいものなど、いずれも味は変わらないものの、大きさや形が不揃いなフルーツを使用することで、食品廃棄ロス削減への寄与を目指す。
「不揃い パイナップルヨーグルトチョコ」は、パイナップルの芯を糖漬けにして、ヨーグルトチョコをかけた商品。缶詰をつくる時にくり抜いた、パイナップルの芯の部分を使用した。また、「不揃い バナナチップヨーグルトチョコ」は、バナナチップをヨーグルトチョコでコーティングした商品。バナナは両端の小さい部分まで使用したという。
「不揃い しみこみチョコ アプリコット」は、フリーズドライしたアプリコットにホワイトチョコを染みこませた商品。カットサイズの小さいアプリコットも使用したという。また、ヨーグルトチョコを染みこませた「不揃い しみこみヨーグルトチョコ いちご」も、いちごの粒の大きさをそろえず、小さいものも使用したという。
商品は10月11日から、無印良品の店舗およびネットストアで順次販売する。
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