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広がる「おにぎりブーム」 国内Z世代にとどまらず、海外でも人気を博す納得の理由長浜淳之介のトレンドアンテナ(3/6 ページ)

国内では若年層、そしてグルテンフリーな点から海外でも人気が広がる「おにぎり」。そのけん引役ともいえる、大塚・ぼんごの代表へインタビューするとともに、各社の取り組みをまとめていく。

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ぼんご代表が語った「おにぎりビジネス」の厳しさ

 おにぎりブームについてどう思っているのか。右近氏に聞くと「私が『おにぎり店の主人と結婚した』と新潟の両親に話すと、最初は信じなかった。昔はおにぎりといえば、家でお母さんが握るもので、おにぎり店という商売があるとは、新潟の人は皆、夢にも思わなかったようだ」と振り返り、次のように続ける。

 「ある経営コンサルタントが、テレビで『おにぎり店は少額で簡単に始められるから増えている』と話していて、びっくりした。店舗を借りて改装し、厨房機器をそろえ、人を雇い、お米や海苔やいろんな具材を仕入れないとできないのが、おにぎり店。100万円やそこらで始められると思うなら、甘い」


ぼんご、おにぎりの具

 ぼんごのおにぎりはまず型に入れてつくっていくが、最後には素手で軽く握って仕上げる。そのとき、ビニールの手袋をしていると、米と具材の状態が手に伝わらないという。素手で握ったおにぎりを食べてもらえるのは、信頼の証。赤の他人が素手で握ったおにぎりを食べてもらえるのは、顧客との信頼が結ばれているからこそ。ブームに乗ってもうけたいだけの店は簡単に潰れるだろう。


ぼんご、おにぎりをつくる様子

ぼんご、おにぎりをつくる様子

ぼんご、おにぎりをつくる様子

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