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ユナイテッドアローズ、上海に直営店オープン 中国進出を本格化
ユナイテッドアローズ(東京都渋谷区)は10月24日、中国大陸初の直営店「ユナイテッドアローズ 上海静安嘉里中心店」を上海市内にオープンすると発表した。オープンは2025年1月下旬を予定している。
ユナイテッドアローズ(東京都渋谷区)は10月24日、中国大陸初の直営店「ユナイテッドアローズ 上海静安嘉里中心店」を上海市内にオープンすると発表した。オープンは2025年1月下旬を予定。今後は、上海静安嘉里中心店をブランドの発信拠点とし、他の主要都市への出店を検討する方針だ。
ユナイテッドアローズ 上海静安嘉里中心店は、人気の商業施設「静安ケリーセンター」の1〜2階に入居する。ハイエンドなスポーツ・カジュアルスタイルを提案するブランドをそろえた。本革を使用したブルゾンや、レッドカラーのボトムスなどローカライズした商品の他、日本国内で企画したコラボレーションアイテムも展開する。
店舗の内装には大理石を使用し、高級感を演出。日本の店舗とは異なるインテリアに仕上げた。
ユナイテッドアローズは、2019年12月に海外の子会社「悠艾(上海)商貿有限公司 (UNITED ARROWS SHANGHAI LTD.)」を設立。コロナ感染拡大により、中国本土への出店計画を見合わせていた中、2021年3月に中国最大の越境ECプラットフォーム「Tmall Global(天猫国際)」へ出店し、中国市場でのブランド認知拡大を進めてきた。
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