ダイソーの「プチブロック」がすごすぎる 知られざる“熱狂”の世界:週末に「へえ」な話(3/5 ページ)
ダイソーの「プチブロック」をご存じだろうか。小さなブロックを組み立てていく玩具のことで、それに熱中している人がじわじわ増えているのだ。担当者も想定していなかったことが起きていて……。
プチブロックを使ってトイレットペーパー
コミュニティサイトには、さまざまなコンテンツがある中で、筆者が気になったのは「DAISOの輪サークル」である。「時短・便利」「ハンドメイド」など、商品テーマにそってファンが集うトークルームがあるわけだが、ひときわ目立つのがプチブロックのファンである。
「つくりましたー!」「見てください!」といったコメントを付けて、完成品を公開している。それを見た人たちは「いいね」を押したり、コメントを寄せたりしているのだ。
「ちょ、ちょっと待って。ロボットや犬などを完成させて、その写真を公開しているだけでしょ。なぜ、それで盛り上がるの?」と思われたかもしれないが、このコミュニティサイトで、決められたモノを決められた通りにつくっている人はほぼいない。つまり、ロボットや犬の中に入っている、さまざまなカタチや色のブロックを使って、オリジナルの作品をつくって、それを公開しているのだ。
ブロックの形状は基本「四角」なのに、それを組み合わせることによって、なぜか「丸く」なる。ある人は、トイレットペーパーや3色だんごなどをつくっていて、素人の筆者からすれば、それを見て「スゴい」ことはよーく理解できるが、どのくらい「スゴい」のかがよく分からないのである。
ただ、達人の域に達すると、完成品を見ただけで「あ〜、これをつくるには、親ペンギンを5袋、新幹線ドクターイエローを7袋、ステゴサウルスを10袋、それぞれ必要だよね」といった感じで、どの形状のどの色のブロックをどのくらい使っているのかが分かるというのだ。もちろん、製作にあたってどのくらい大変なのかも、すぐに想像できるとのこと。
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