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プログラマーに聞く「人気の言語」トップはJava 「使わなくなった言語」1位は?(2/2 ページ)
少子高齢化に伴う人手不足が深刻化し、特にデジタル人材の採用が困難な状況が続いている。こうした中、プログラマーにとって必須スキルであるプログラミング言語の利用・習得状況はいかに変化しているのか。企業のDX推進などを手掛けるアクセラリージェンシー(東京都渋谷区)が調査した。
新しいプログラミング言語を習得するタイミングは?
新しいプログラミング言語を習得するタイミングは「案件受注後、遂行しながら習得」(31.5%)、「将来の案件受注のために習得」(33.3%)、「案件と関係なく自分の興味で習得」(35.2%)の全選択肢でほぼ同数となり、大きな差はなかった。男女別でみると、男性は興味で習得し、女性は将来のために習得するというモチベーションの違いが見られた。
世代別で見ると、30〜50代は、案件作業中に新しい言語の習得を進めていく傾向が高かった。一方で、60代で「自分の趣味で習得」という回答は、52.4%に上った。
いま最もほしいスキルは?
現在、最もほしいスキルは、男女ともに「新言語の習得」が最も多く33.3%に上った。その後「マネジメントスキル」(27.2%)が続いた。
世代別で見ると、全体では19.2%と最下位だった「AI開発」が、40代ではトップとなり、29.3%に上った。40代のプログラマーはAIに将来性を感じていることがうかがえる。
調査は、9月24日〜10月28日にインターネットで実施。業務でプログラミングに従事する20〜60代以上の男女を対象とした。有効回答数は213。
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