ローソンのレジ不要店舗、大阪メトロの駅構内にオープン おにぎりや飲料など約380商品を用意
ローソンと大阪市高速電気軌道(大阪メトロ)は11月13日、Osaka Metro御堂筋線なかもず駅の改札前に「S Lawson Go OSLなかもず駅店」をオープンする。商品を手に取って店外へ出るだけで買い物が完結するウォークスルー決済を導入し、買い物時間の短縮と店舗運営の効率化を図る。
ローソンと大阪市高速電気軌道(大阪メトロ)は11月13日、Osaka Metro御堂筋線なかもず駅の改札前に「S Lawson Go OSLなかもず駅店」をオープンする。扱う商品はおにぎり、ベーカリー、飲料、菓子など約380アイテム。商品を手に取って店外へ出るだけで買い物が完結するウォークスルー決済を導入し、買い物時間の短縮と店舗運営の効率化を図る。
ローソンは2020年から、オフィスビルの従業員など限られたお客のみが利用できるウォークスルー決済導入店舗を展開してきた。一般客も利用できるウォークスルー決済導入店舗は全国2店舗目で、関西では初となる。
店舗では、NTTデータと店舗DXソリューションを手掛けるCloudpick(クラウドピック)が開発したシステム「Catch&Go」を活用している。利用客は、LINEで取得したQRコードをかざして入店。商品を手に持って店外に出ると、事前に設定したクレジットカード情報で、自動決済ができる仕組みだ。店内設置のカメラで利用客の動きを確認し、商品が置かれた棚の重量センサーと合わせることで、どの商品をいくつ手にとったのかAIが判別する。
両社は2017年3月から、駅売店の店舗機能と、コンビニエンスストアの店舗機能を合わせた店舗の出店を開始。現在、Osaka Metro駅構内と駅周辺において、28店舗を展開している。
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