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画面上で寿司が回る「デジロー」、スシローが導入拡大 好評受け新たに1道5県に進出
回転すしチェーン「スシロー」を展開するFOOD&LIFE COMPANIESは11月1日、大型タッチディスプレイで回転レーンを再現する「デジロー」の導入を11月以降、新たに11店舗拡大すると発表した。北海道、大分県、山形県などの店舗では初の導入となる。
回転すしチェーン「スシロー」を展開するFOOD&LIFE COMPANIESは11月1日、大型タッチディスプレイで回転レーンを再現する「デジロー」を11月以降、新たに全国の11店舗に導入すると発表した。すでに21店舗で導入しており、好評を受けての拡大だとしている。
デジローは、すしがレーンを回転する様子を画面上で再現した大型タッチディスプレイ。流れるすしを映像で見ながら、画面を指で操作して商品を注文できる。画面上では豆知識やクイズが流れるほか、注文した金額に応じてゲームをプレイできる機能も搭載するなど、ファミリー層への訴求を強める側面もあるという。
同社はデジローを、2023年9月末から大阪府・東京都・愛知県の3店舗でトライアル導入。売り上げや顧客満足度に大きな効果があったことから、2024年10月時点で国内645店舗のうち、21店舗に拡大していた。
今回新たにデジローを導入するのは、大分大在店(大分市)、山形南店(山形市)、新潟女池店(新潟市)など、全国の11店舗。11月1日から順次導入する。大分県、山形県、新潟県、徳島県、鹿児島県、北海道では初の導入となり、国内のデジロー導入店は合計32店舗となる。
同社は「今後も“うまいすし”に加えて、新たな店舗体験を提供していく」とコメントしている。
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