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ローソン「おにぎりに合う」スープ7品発売 価格2割下げ、併売狙う
ローソンは11月19日から順次、「おにぎりに合う」スープ7品を発売する。おにぎりなどと同時に購入されることを想定し、従来の商品よりサイズを変更。価格を約2割下げた。
ローソンは11月19日から順次、「おにぎりに合う」スープ7品を発売する。おにぎりなどと同時に購入されることを想定し、従来の商品よりサイズを変更。価格を約2割下げた。
ローソンの月別販売データによると、スープは11月が最も売り上げが高い。また、他の商品と組み合わせて購入されることが多く、約4割がおにぎりと一緒に購入しているという。総務省統計局が発表した家計調査結果によると、おにぎりは2023年の消費支出額が10年前と比べ約5割増加。ローソンでも売上高が3年連続で伸長するなど、人気の高い商品だ。こうした背景から、今回「おにぎりに合う」スープを開発した。
スープは和・洋・中・エスニックの全7品。いずれも351円で販売する。11月19日に発売する「おにぎり浅草宿六監修 こだわり味噌の豚汁」「おにぎり浅草宿六監修 花椒香る担々スープ」の2品は、おにぎり専門店「おにぎり浅草宿六」(東京都台東区)が監修した。11月26日には「8種具材のポトフ」「旨辛ユッケジャンスープ」「鶏肉のフォー」、12月3日には「ごま油香るもちもち餃子スープ」「鶏つくねの和風生姜スープ」を発売予定だ。
ローソンはこれまでも、他の商品と組み合わせて買いやすい小容量のパスタやラーメンなどを販売してきた。揚げ物やサラダ、デザートと一緒に購入され、主に30〜40代女性から支持されているという。
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