ワークマン、20万着以上売れている「防寒ウェア」 気温の変化でどうなった?:プロダクトInsights(1/2 ページ)
ワークマンは、人気の防寒ウェア「BAZZ HEATシリーズ」を販売している。売れ行きは?
プロダクトInsights
日々リリースされる新しい商品やサービスたち。その商品やサービスには、必ず企業側の思惑や狙い、生活者のニーズ、時代の空気感が反映されている。本シリーズでは、これらの「Insight」を考察していく。
ワークマン(群馬県伊勢崎市)は、秋口から春先まで3シーズン着用可能な新製品「BAZZ HEAT AIRフーディ」を始めとする「BAZZ HEATシリーズ」を発売した。
BAZZ HEATシリーズは、高機能な防寒ウェアとして2023年秋冬に登場。高機能中わたを採用したこのシリーズは、「軽量でありながら暖かい」という特徴がある。2023年にはシリーズ合計で20万着以上を販売した。
今秋は温かい日が続いていたことを受け、発売当初の売れ行きは苦戦が続いていた。ただ、11月中旬以降に冷え込んだことが影響し、売り上げが伸びている。特に11月23〜24日の販売点数は、前週の16〜17日と比較して186%伸びているという。最も売れたのは「BAZZ HEAT STRETCHマシュマロエスキモーパフコート」で、同379%伸長した
購入者からは「作業用に購入したつもりが、おしゃれなので普段着として使用している」「北海道に住んでいるが、とても暖かく、春まで手放せなくなりそう」といった声が寄せられているという。
「シームレスワークジャンパー」は、法人企業向けに人気だった「裏アルミジャンパー」の後継モデルとして開発。シンプルなデザインに加え、防風機能や耐久撥水加工など10以上の機能を備えており、法人企業向けのユニフォームとしても多数採用されている。
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