ワークマンの「着る“断熱材”ベスト」完売、人気の理由を聞いた:プロダクトInsights(1/2 ページ)
ワークマンは、プロ向け秋冬アイテムの発売を順次開始、そのうち「立ち仕事」「屋外作業」向きのアイテム3点を発表した。
プロダクトInsights
日々リリースされる新しい商品やサービスたち。その商品やサービスには、必ず企業側の思惑や狙い、生活者のニーズ、時代の空気感が反映されている。本シリーズでは、これらの「Insight」を考察していく。
ワークマン(群馬県伊勢崎市)は、プロ向け秋冬アイテムを順次投入しており、そのうち「立ち仕事」「屋外作業」向きのアイテム3点を発表した。
ワークマンは2023年2月、「労働寿命の延伸」を使命とした「快適ワーク研究所」を設立。専門機関や企業、有力大学などと連携して、製品開発を行っている。
同研究所が開発した「XBooster アシストウォームパンツ」(2500円)は、春夏シーズンに発売した「XBoosterシリーズ」の秋冬モデル。別名“着る”サポーターとも呼ばれ、腰の負担を軽減することがSNSで話題となり、発売半年で7万本が売れたという。カラーはブラック、グレー、ベージュの3種類。発売は10月下旬を予定している。
「フラッシュライト防水防寒レインジャケット」(5800円)は、日本赤十字看護大学付属災害救護研究所と連携し共同開発することで、災害救護の専門家の知見も反映した防水防寒ウェア。プロが使用しやすいレインウェアとしてだけではなく、防災用レインウェアとしても使えるようにした。カラーはブルー、ブラックの2種類。
「XShelter断熱AEGISプレミアム防水防寒スーツ(上下組)」(9800円)は、最高スペックの防水性能(耐水圧2万ミリ、表地透湿度5万グラム/平方メートル/24時間)を施し、スタイルと機能にこだわった防水防寒上下スーツ。カラーはチャコールの1種類で、発売は11月上旬を予定している。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
ワークマン「職人を軽視してる」批判は気にしなくていい、これだけの理由
「#ワークマン女子」などが好調なワークマンが、既存顧客である職人から叩かれているようだ。しかし同社としてはまったく気にする必要ないと考える。理由は……。
ワークマンの「高機能シャツ」ほぼ完売の店舗も 「人気の理由」を聞いた
ワークマンは、高機能シャツの新商品「汚れが落ちやすいオックスシャツ」「アクトライトストレッチ長袖シャツ」を発売した。
しまむらのスリッパは「ありふれていた」のに、なぜ100万足を突破したのか
しまむらがPB商品として発売している「FIBER DRY(ファイバードライ)さらっとドライスリッパ」が、100万足の販売を達成した。発売直後は泣かず飛ばずだったのに、なぜ好調なのか。
ドムドムの「どむぞうくん」快走が続く 売り上げ構成比「7%」の衝撃
ドムドムハンバーガーのロゴ「どむぞうくん」の快進撃が続いている。グッズを販売すると「完売」するアイテムが多く、コンビニや100円ショップでも扱うようになってきた。なぜ企業ロゴをあしらった商品が売れているのか。人気の秘密は……?





