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ワークマンの「着る“断熱材”ベスト」完売、人気の理由を聞いた:プロダクトInsights(2/2 ページ)
ワークマンは、プロ向け秋冬アイテムの発売を順次開始、そのうち「立ち仕事」「屋外作業」向きのアイテム3点を発表した。
人気の冬用ベストは
ワークマンは2018年から、マイナーチェンジをしつつ「冬用ベスト」を展開している。今年は、8月中旬から順次発売している。
ベストは、最低気温10〜15度の環境向きで、腕の自由度が高く、動きやすいことからよく売れているという。インナーベストとして使用できるアイテムを増やしたことで、普段着やスーツシーンで使用するお客が増え、以前より気温の違いで販売差が出にくいカテゴリーになった。
今年は特に異例で、8月末まで夏物の販売が伸長。例年だと9月下旬から冬物の販売が伸びてくるが、残暑も長く、寒暖差も激しい影響もあり、現在も秋物アイテムを購入するお客が多いそうだ。
冬ベストで人気のある商品は、「XShelter着る“断熱材”ベスト」(事前予約分が4日で完売)と「ユーティリティ撥水フリースインナーベスト」(AタイプBタイプ合わせて1カ月で1万点販売)。
XShelter着る“断熱材”ベストが売れている理由について、同社広報部に聞いたところ「外部環境を無効化するため、秋から冬にかけて長い期間着用できること」「世界初のテクノロジーがSNSで話題になっていること」の2点を挙げた。
ユーティリティ撥水フリースインナーベストについては「一部のアウターとくっつけることができるアタッチメントシステムを採用しており、秋はアウターに、冬はインナーとして長く使用できること」「誰でも使用しやすいシンプルなデザインであること」が人気の理由だという。
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