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しまむらのスリッパは「ありふれていた」のに、なぜ100万足を突破したのかみるみる売れた(1/5 ページ)

しまむらがPB商品として発売している「FIBER DRY(ファイバードライ)さらっとドライスリッパ」が、100万足の販売を達成した。発売直後は泣かず飛ばずだったのに、なぜ好調なのか。

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 しまむらがPB商品として2017年から発売している「FIBER DRY(ファイバードライ)さらっとドライスリッパ」が、2023年に100万足の販売を達成した。6月時点で100万足が売れていて、今年の販売数は167万足を見込んでいるという。


しまむらの人気商品「FIBER DRYさらっとドライスリッパ」(写真は厚底タイプのCLOSSHI PREMIUM、筆者撮影)

 発売当初の販売数は年間20万足ほどだったが、2020年から毎年20万足ずつ販売数が増加し、人気商品の仲間入り。市場調査やモニタリングを通じてスリッパに求められる課題やニーズを洗い出し、毎年改善を繰り返した結果、右肩上がりで売り上げが伸びていったという。

 競合の多いスリッパ市場でどのように差別化を図り、消費者の支持を得ていったのか。しまむら商品7部 部長の柳澤一秀氏、チーフバイヤーの東恭平氏、市場調査部 部長の坂本祐希氏に聞いた。

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