体温でベルトの形が変わる? 青山商事、まるでオーダーメイドのような「リュック」を販売:プロダクトInsights
青山商事、バッグブランド「RAIZON」とコラボし、体温で形が変化するショルダーベルト「ZeRoG fit」を採用したビジネスリュックを発売した。
プロダクトInsights
日々リリースされる新しい商品やサービスたち。その商品やサービスには、必ず企業側の思惑や狙い、生活者のニーズ、時代の空気感が反映されている。本シリーズでは、これらの「Insight」を考察していく。
青山商事(広島県福山市)は、バッグブランド「RAIZON(レゾン)」(運営:アートフィアー、兵庫県豊岡市)とコラボし、体温で形が変化するショルダーベルト「ZeRoG fit(ゼロジーフィット)」を採用したビジネスリュックを発売した。価格は1万5290〜1万8590円。
ビジネスシーンでのリュックスタイルが定着したことで、青山商事のビジネスリュックは前年同期比1.3倍(4〜9月)の販売数量で推移。ビジネスリュックは、両手が自由に使えることやノートPCを持ち運ぶ際も重さを感じにくいほか、撥水性、収納力の高さなど機能的なものが人気で、現在の多様な働き方にもマッチしたアイテムとなっている。
そこで青山商事は、RAIZONの持つ技術から誕生した、体温で形が変化するショルダーベルト「ZeRoG fit」を採用し、“重さを感じにくい”ビジネスリュックを企画。ショルダーベルトの特徴は、人の体温によって形を変える形状記憶素材を内蔵することで、背負った際に体温によって徐々に肩にフィットする仕組みとなっていること。個人の体型に合わせて変化するため、オーダーメイドのような背負い心地で重たい荷物でも重さを感じにくくさせるという。
素材は、糸くずを集めてつくられたリサイクルナイロン100%を使用。合わせて、糸をふくらませてコットンライクな加工を施すことで、柔らかく軽さも兼ね備えた素材とした。また、急な雨でも安心して使用できるよう、撥水加工も施した。デザインは、電車通勤でも使いやすいマチ幅を抑えたスクエア型になっていることに加えて、サステナブルを意識したビジネスリュックとなっている。
3WAY 出張 Biz Bagのサイズは44(縦)×30(横)×12(幅)センチ、重さ660グラム、価格1万8590円。ワンショルダーのサイズは44(縦)×30(横)×12(幅)センチ、重さ400グラム、価格1万5290円の2タイプ。カラーはブラックとブラウンを用意した。
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