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忘年会・新年会は「実施しない」4割 理由は?:東京商工リサーチ調査
東京商工リサーチは、全国の企業約6500社を対象に「忘・新年会に関するアンケート」を実施した。今シーズン忘・新年会を実施する企業は6割にとどまり、コロナ禍前の水準に戻らなかった。忘・新年会をする理由、しない理由とは――。
東京商工リサーチは、全国の企業約6500社を対象に「忘・新年会に関するアンケート」を実施した。今シーズン忘・新年会を実施する企業は6割にとどまり、コロナ禍前の水準に戻らなかった。忘・新年会をする理由、しない理由とは――。
「参加に抵抗感を示す従業員が増えた」
今シーズン、忘・新年会を実施する企業は59.6%(3891社)で、前年(55.9%)を3.7ポイント上回った。
開催する理由は「従業員の親睦を図るため」が87.1%で最多、「従業員の士気向上のため」が51.1%の順に続いた。
実施しない理由は、「開催ニーズが高くない」が65.1%で最多。「参加に抵抗感を示す従業員が増えたため」が36.6%で続いた。
規模別でみると、中小企業より大企業において、開催ニーズが低い傾向や、従業員の抵抗感が高い傾向が見られた。
一方、「忘・新年会に関わる費用を削減」を理由に挙げたのは中小企業が18.4%と高かった。
忘・新年会は「労働時間」になる?
忘・新年会を実施する企業に、それは労働時間になるかどうか尋ねたところ「労働時間にならない」が90.2%だった。「労働時間になる」と回答した企業は9.7%で1割に届かなかった。
調査は12月1〜9日、企業を対象にインターネットで実施し6529社から回答を得た。
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