週休3日制ならどう過ごす? 「趣味・娯楽」超えた1位は
働き方改革やワークライフバランスの重要性が増す中、週休3日制を希望する20代は8割に上ることが、ジェイックによる調査で明らかになった。増えた休日で取り組みたいこととは。
働き方改革やワークライフバランスへの意識が高まる中、週休3日制を導入する動きが企業や自治体でも見られる。就職・採用支援サービスなどを手掛けるジェイック(東京都千代田区)の調査で、週休3日制を希望する20代の若手が8割に上ることが分かった。増えた休日で取り組みたいこととは――。
週休3日なら何する? 「趣味・娯楽」超えた1位は?
週休3日制の導入を「希望する」とした人は51.5%と半数を超えた。「どちらかといえば希望する」とした35.3%と合わせると、8割以上が週休3日制の導入を希望していることが明らかになった。
現在の休日の過ごし方については「趣味・娯楽」が最も多い回答となり67.8%。「睡眠・休息」(42.9%)、「家族・友人と過ごす」(29.8%)と続いた。
週休3日制が導入された場合、どう過ごしたいか。最も多い回答は「スキルアップや資格取得の勉強」で40.5%に上った。「趣味・娯楽」(40.0%)、「運動など健康維持の活動」(38.0%)と続いた。
現在の休日の過ごし方と比較すると「運動など健康維持の活動」は28.2ポイント、「スキルアップや資格取得の勉強」は27.8ポイント、「副業」は8.3ポイント増加。現状では十分に取り組めていないものの、週休3日制が導入されて休日が増えた場合は取り組みたいと考える人が多いと分かった。
一方で、週休3日制を希望しない人からは「一日あたりの仕事量が増える可能性がある」「給与が減りそう」といった業務負担が増える不安や収入への影響を懸念する声が上った。その他、「年間で同じ休日数なら、週休3日よりもまとまった休みを取りたい」といったコメントも寄せられた。
調査は10月10〜30日にインターネットで実施。同社の就職支援サービスを利用して就職・入社した20代の正社員205人から回答を得た。
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