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累計2億円売れたドンキの“固すぎる”Tシャツ 社内から反対も、開発者が「いける」と判断したワケ(1/2 ページ)

ドンキの“固すぎる”Tシャツが好調だ。2023年11月に発売した「エレファントTシャツ」は、生産の遅れから当初は苦戦していたものの、今年に入って消費者の認知が少しずつ拡大。累計売り上げは2億円を突破した。

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 ドンキの“固すぎる”Tシャツが好調だ。2023年11月に発売した「エレファントTシャツ」は、生産の遅れから当初は苦戦していたものの、今年に入って消費者の認知が少しずつ拡大。現在は長袖タイプと半袖タイプ(いずれも店舗上限価格3289円)を展開しており、累計売り上げは2億円を突破した。開発を担当したMD本部の向剛史氏によると、「計画比200%超えの売れ行き」だという。

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ドンキの“固すぎる”Tシャツが好調(提供:ゲッティイメージズ)

 エレファントTシャツは、ヘビーウェイトTシャツの一種だ。ヘビーウェイトTシャツとは、生地が厚く丈夫で型崩れしにくいTシャツのこと。生地が厚いため、お腹周りなどボディーラインが目立ちにくく、インナーなしでも着ることができる。

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エレファントTシャツ(編集部撮影)

 ヘビーウェイトTシャツの特徴は生地が分厚いことだが、中でもエレファントTシャツは群を抜いている。一般的なヘビーウェイトTシャツは6〜7オンス(重さを表す単位であり、これにより生地の厚みが分かる)だが、エレファントTシャツは13オンス。パーカーとほぼ同じ厚みだ。

 発売当初は長袖のみだったが、今年5月に半袖タイプを追加した。首元はどちらもクルーネック(丸く詰まったデザイン)タイプで、カラーはホワイトとブラックの2色展開。サイズはM、L、LLの3種類を用意した。

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クルーネックタイプ(編集部撮影)
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カラーはホワイトとブラックの2色(MEGA ドン・キホーテ成増店内覧会で編集部撮影)

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