この記事にも誤字があります “日本語の間違い本”が話題の理由:「次の駅まで」に読めるハナシ(1/3 ページ)
“日本語の間違い”を探す本が話題になっています。タイトルは『小学生からチャレンジ えんぴつ1本ですごい変な文章を見抜いて国語力を上げる本』。購入者は小学生だけでなく、ビジネスパーソンにも広がっているそうです。人気の秘密を編集者に取材しました。
親などの同意がないと、未青年はスマートフォンの契約ができません――。
この一文の中に「誤りが1つ」ありますが、お分かりでしょうか。いきなりでびっくりされたかもしれませんが、正解は「未青年→未成年」です。
問題文の中から誤字や事実関係などの誤りを見つける本が話題になっています。タイトルは『小学生からチャレンジ えんぴつ1本ですごい変な文章を見抜いて国語力を上げる本』(岩佐義樹 (監修)/JTBパブリッシング、1100円)。
いわゆる“日本語の間違い”を探す本ですが、監修者の岩佐義樹さんが所属する毎日新聞の校閲センターがXで、カバーや帯をアップして投稿しました。すると、1週間ほどで500万回以上も閲覧されることに。
本のカバーや帯にも日本語の誤りがあるので、それを見た人は「おかしな点」を次々に指摘。読者からは「文章のどこに気をつけるべきかが分かった」「文系の高度な間違い探し」といったコメントが届いたそうです。
本書は11月6日に発売し、すぐに重版が決定。タイトルに「小学生から〜」という文言が入っているので、子ども向けかなと思われるかもしれませんが、ビジネスバーソンの購入も目立っているようです。
会社の公式な文章で、誤字や誤用は避けたいところ。特に固有名詞の間違いは要注意ですが、本書では間違いやすい固有名詞やそのパターンをいくつか挙げているので、大人もついつい手にとってしまうのかもしれません。
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