調査リポート
円安・物価高でも海外旅行への意欲は上昇 1年以内に旅行予定のある人は44%(1/2 ページ)
ソニー銀行は、「海外旅行への意欲や預金意識」に関する調査を行った。2024年に海外旅行へ行った人は前年より8ポイント増加、海外旅行への意欲が高い傾向がうかがえた。
ソニー銀行(東京都千代田区)は、同銀行に口座を持つ人を対象に「海外旅行への意欲や預金意識」に関する調査を行った。2024年に海外旅行へ行った人は38%と前年より8ポイント増加、海外旅行への意欲が高い傾向がうかがえた。
海外旅行への意欲は高まっているかについて、「そう思う」「ややそう思う」と回答した割合は合わせて71%と、前年と変わらない結果だった。また、この先海外旅行へ行く予定があると答えた人にどの時期に行くか尋ねたところ、「1年以内」と答えた人は44%と前年より4ポイント増加。海外旅行の需要が高まっていると感じられる結果となった。
2024年に海外旅行へ行った人に何月に行ったか聞いた。8月から10月が最も多くいずれも23%と、夏休みやシルバーウイークを活用しているようだ。また2023年と比べると、旅行に行く時期は分散していた。
海外旅行で気になっていることは
海外旅行で気になっていることの1位は「為替相場」(69%)で、前年より3ポイント減少したものの最も多かった。2位は「物価高」「治安」(いずれも52%)となり、昨今の円安環境、世界的なインフレや世界情勢の影響が大きかった。一方で、「新型コロナウイルスなどの感染症」は15%まで減少した。
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