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金融アプリのプッシュ通知は「若年層ほど購買につながる」 来店促進効果が高い年齢層は?

金融アプリのプッシュ通知は、若年層ほど購買につながる──。そのような結果がアイリッジ(東京都港区)による調査で明らかになった。アプリをダウンロードするきっかけとは。

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 金融アプリのプッシュ通知は「若年層ほど購買につながる」──。そのような結果がアイリッジ(東京都港区)による調査で明らかになった。アプリをダウンロードするきっかけとは。

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業界別・アプリのプッシュ通知に関する調査(写真AC)

金融アプリのプッシュ通知 年齢層別に、どんな効果がある?

 金融アプリからのプッシュ通知をきっかけに何かしら行動をとった経験がある人は76%だった。若年層ほどその割合が高く、10〜30代では90%近くに上った。

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プッシュ通知をきっかけとした行動の有無(アイリッジ調べ)

 10〜20代の33%がプッシュ通知をきっかけに「対象となる金融商品を購入した」経験があった。一方、同様の経験を持つ40代は16%、50代では8%にとどまった。Z世代はアプリを活用した金融サービスの利用が特に活発であると言える。

 40代以上では「ポイントキャンペーンの対象店舗に行った」(40代:22%、50代:24%)が上位に入り、来店促進効果が見られた。また、重要なお知らせのプッシュ通知では、全年代で4割以上の人が詳細を確認していることが分かった。

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プッシュ通知をきっかけにとった行動(アイリッジ調べ)

 金融アプリダウンロードのきっかけについて、40代以上は「プレゼントやクーポン、ポイント」(40代:46%、50代:41%)が最も多かった。

 一方で30代は「Webで検索した」が31%と、最も多い結果に。また10〜20代では「Webで検索した」「アプリストア内で検索した」「アプリストア内でおすすめを見て」がそれぞれ20%で、同率2位にランクイン。若年層の金融アプリサービス自体への関心の高さがうかがえる結果となった。

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アプリダウンロードのきっかけ(アイリッジ調べ)

 調査は2回に分けて実施。「アプリおよびプッシュ通知の利用動向」は2024年8月7〜20日、「業界別のプッシュ通知利用動向」は8月21〜30日に実施。15〜69歳の男女から回答を得た。後期調査は「特定のアプリでプッシュ通知を受信している」と回答した人を対象とした。前期調査の回答数は4121人、後期は399人。

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