2015年7月27日以前の記事
検索
コラム

時給5000円、日本で外貨を稼ぐ 円安を逆手に取る“越境リモートワーク”のリアル(5/6 ページ)

日本にいながらドルなどの外貨を稼ぐ働き方が広がっている。外貨獲得に必要なのは「英語力」ではなく、多くの日本人が持っているあるスキルだった。それは……。

Share
Tweet
LINE
Hatena
-

円安を恐れず、好きなことを楽しめるように

 こうして外貨で稼げるようになったことで、良かったと感じることは2つだ。

 まず、円安を気にすることなく海外渡航ができるようになったこと。私は国内外を転々としながらリモートワークで働く「デジタルノマド」だが、これまでは海外に行くたびにレートを気にしてしまい、純粋に滞在を楽しめなかったことがある。ただ、外貨で収入を得られるようになったことで、海外滞在時はドルで支払いができるようになった。1ドル100円のころと同じような感覚で支払いができるため、自分がやりたいと思ったことをほとんど我慢することなくできている。


ハンガリーでは最高級のワインを堪能。この2杯で合計50ml、日本円だと約8000円だが、外貨だと約50ドルでお手頃に感じた(画像は筆者提供)。

 2つ目は、日本国内の転職市場にしばられることなく、「世界中の企業から仕事を得られる」と気付けたことだ。LinkedInを活用してリモートワークできる海外の仕事を得られたことで、地理的な制約を超えて自分の経験を生かして働けるので、仕事探しに対する不安がなくなった。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

ページトップに戻る