ニュース
デニーズ「1400円ラーメン」が好調 「1000円の壁」乗り越えた要因は?(1/2 ページ)
デニーズが期間限定で販売している「味噌らぁ麺〜五重(いつつがさね)の味噌」が好調だ。どんなラーメン?
デニーズが期間限定で販売している「味噌らぁ麺〜五重(いつつがさね)の味噌」が好調だ。人気ラーメン店「飯田商店」監修の商品で、2024年夏の監修メニューが好評だったことから、今冬も新メニューを投入している。
運営元のセブン&アイ・フードシステムズによると「2024年夏に販売した時も想定以上の販売で、大変ご好評いただきましたが、今回はその食数を大幅に上回り、計画の1.5倍の食数で推移しています」という。
「味噌らぁ麺〜五重の味噌」は、5種類のみそを調合したスープが特徴。使用するみそはそれぞれ粒感や熟度を変え、信州みそと仙台みそをメインの味として、後味に甘みをつけるために西京しろみそを配合している。
セットメニューの「金山寺味噌のねぎみそ唐揚げ〜青唐辛子を添えて」は、たっぷりの長ねぎにもろみやにんにくの入った特製の金山寺みそだれをかけた商品。生の青唐辛子と一緒に食べると、タレの甘み・酸味にからさのアクセントが加わる。お客が自分だけのアレンジや食べ方を楽しめるようにしている。
ターゲットは30〜50代の女性。「冬を想起しやすいみそラーメンで体も心もあたたかくなっていただき、野菜をたっぷりのせることで女性でも選びやすいような設計にしています」(同社)としている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
“インバウン丼”と呼ばないで――1杯1万円超の海鮮丼が話題の豊洲「千客万来」、運営企業が漏らした本音
メディアによる切り取った報道に、現地は困惑しているようだ。
やよい軒が“ロボ化”してまで死守した「ご飯おかわり自由」
コロナ禍でライフスタイルが変容する中、大手外食チェーンが「朝食」の時間帯を狙った戦略を展開する。やよい軒では、2006年の創業時から朝食メニューを提供している。メニューの開発経緯や戦略について運営企業に取材した。
「580円の朝焼肉」誰が食べている? 焼肉ライクが開店を“4時間”早めてまで始めたワケ
焼肉ライクは「朝焼肉セット」という朝食メニューを2020年8月から展開している。コロナ禍で時短営業を余儀なくされ、「朝の時間帯」に活路を見出したのがきっかけ。今はどのように利用されているのか取材した。
「朝モス」利用者、実は40〜60代がボリューム層 そのコンセプトは
大手外食チェーンを中心に「朝食」の時間帯を狙った戦略を展開している。モスバーガーは2014年から「朝モス」を本格的に導入しており、現在では朝食の時間帯の売り上げが全体の約1割を支えているという。朝モスはどのような経緯で始まり、どんなメニューが人気なのか。運営企業のモスフードサービスに取材した。
肉2倍の「夜マック」に見る、マクドナルドのディナー戦略
コロナ禍をきっかけに、ライフスタイルや食生活は変容している中、大手外食チェーンは特定の時間帯に絞ったメニューを開発し、展開している。今回は日本マクドナルドに、「夜マック」の導入経緯や人気商品、想定するターゲットについて聞いた。





