会社でコンプライアンス違反のリスクを感じること、2位「情報漏洩」、1位は?(1/2 ページ)
ロイヤリティマーケティングは、20〜60代の働く男女を対象に実施した「勤務先のコンプライアンスに関する調査」の結果を発表した。勤務先でコンプライアンス研修を受けたことがある人は約半数だった。
共通ポイントサービス「Ponta(ポンタ)」を運営するロイヤリティマーケティング(東京都渋谷区)は、20〜60代の働く男女を対象に実施した「勤務先のコンプライアンスに関する調査」の結果を発表した。勤務先でコンプライアンス研修を受けたことがある人は約半数だった。
勤務先でコンプライアンス研修を受けたことがあるかを聞いた。「定期的に受けている」(37.5%)、「1回だけ受けた」(12.3%)を合わせると49.8%で、約半数の人に受講経験があることが分かった。勤務先の従業員数別にみると、従業員数が多いほど受講率が高く、従業員数1000人以上では約7割を占めていた。
勤務先のコンプライアンスポリシーを「理解している」と答えた人は59.3%だった(「理解している」(17.9%)、「ある程度理解している」(41.4%)の計)。
コンプライアンスポリシーの理解度も従業員数が多いほど高く、500人以上では約7割が「理解している」「ある程度理解している」と回答したが、従業員数が50人未満では半数以下にとどまった。
勤務先でコンプライアンス違反を目撃または疑わしい行為を知った場合、報告しやすい雰囲気があるかを質問した。最も多かった回答は「どちらかといえば報告しやすい」(40.9%)で、「非常に報告しやすい」(13.2%)と合わせると54.1%にのぼった。従業員数別で見ると、従業員数が少ないほど「報告しにくい」と感じている割合が高く、50人未満では25.4%が「報告しにくい」と回答した。
コンプライアンス違反を報告する仕組みについては、「整備されている」という回答が52.1%だった(「整備されている」31.1%、「一部整備されている」21.0%の計)。従業員数別の統計では、従業員が多いほど整備されており、1000人以上では72.1%だった。
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