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「スシロー道頓堀店」くいだおれビルに開業 万博を視野に、何を強化した?
あきんどスシローは3月29日、大阪・道頓堀の商業施設「中座くいだおれビル」(大阪市)に「スシロー 道頓堀店」をオープンする。大阪万博の開催に伴い、国内外から多くの来店が見込まれるとして、限定商品などを強化する。
回転すしチェーン「スシロー」を展開するあきんどスシローは3月29日、大阪・道頓堀の商業施設「中座くいだおれビル」(大阪市)に「スシロー 道頓堀店」をオープンする。大阪万博の開催により、国内外から多くの来店が見込まれるとして、限定商品を用意するとともに、内装も工夫した。
3月26日にリニューアルオープンする、中座くいだおれビルの2階に開店する。同ビルは1661年に、芝居小屋「中之芝居」として始まった歴史を持つ。道頓堀のランドマークとされる施設に出店し、観光客を本格的に取り込みたい考えだ。
店舗限定商品として、これまで期間限定で提供してきた「天然の本鮪(まぐろ)」を通常メニューに加えるほか、産地から生の状態で輸送される「はまち」や「真鯛」のメニューを用意。「生サーモンアボカドすしロール」といった、「ロールすし」もラインアップに加える。
客席には、大型タッチディスプレイで回転レーンを再現する「デジロー」を設置する。内装は、かつて道頓堀にあった劇場「中座」をイメージ。入口には14枚のデジタルサイネージを設置し、役者を紹介する「招木看板」を再現した。「道頓堀ならでは」のデザインと、デジタルを活用した「新たな店舗体験」で観光客にアピールする狙いだ。
営業時間は平日午前11時〜午後11時、土日・祝日が午前10時30分〜午後11時(ラストオーダーはいずれも午後10時30分)。
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