サントリーに新入社員研修の依頼が殺到! 適正飲酒のセミナーが注目される理由(1/2 ページ)
サントリーは今年から、適正飲酒の大切さとお酒の価値を啓発する「ドリンクスマイルセミナー」を開始した。企業や自治体向けに実施していたが、「新入社員向けにもやってほしい」との声が多く寄せられることに。こうした声を受けて、新入社員向けのドリンクスマイルセミナーをスタートしたところ応募が殺到しているという。
サントリーは今年から、適正飲酒の大切さとお酒の価値を啓発する「ドリンクスマイルセミナー」を開始した。企業や自治体向けに実施していたが、「新入社員向けにもやってほしい」との声が多く寄せられることに。こうした声を受けて、新入社員向けのドリンクスマイルセミナーをスタートしたところ応募が殺到しているという。
セミナー担当者の大橋勇仁氏(戦略本部 経営企画部)によると、ドリンクスマイルセミナーの内容は大きく分けて2つ。知識パートと体験パートだ。知識パートではお酒の正しい飲み方や酔いのメカニズムなど、適正飲酒に関する内容を動画で解説する。アルコールパッチテストも実施し、自身のアルコール耐性を確認できるコーナーもあるという。
体験パートでは、神泡サーバーを使ってプレミアムモルツを注いで試飲したり、チューハイを飲み比べしたりする。1日のアルコール摂取量に配慮して少量ずつ提供するため、飲み過ぎる心配は少ないという。「実際に飲んでみることで、新しく好きなお酒に出会ったり、自分のお酒の好みを知ったりすることが狙いです」(大橋氏)。講師はサントリーグループの社員が担当する。
新入社員向けに実施し始めたきっかけは、セミナーに参加した企業からの「ぜひ新入社員研修の一環としてやってほしい」との要望だった。試しに取引先を中心に案内した結果、多くの企業から申し込みがあったそうだ。具体的な企業数は非公表だが、「正直、驚くほどの申し込みがありました。業種も製造、インフラ、金融、不動産、商社などさまざまです」(大橋氏)とのこと。各社で新入社員研修が本格化する4月からは、毎日数件の依頼が入っているそうだ。
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