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「万博ガンダム」の勇姿、夢物語ではない? 最新技術が見せる説得力(1/4 ページ)
大阪・関西万博が開幕した。バンダイナムコHDが手掛ける「ガンダムパビリオン」は、どのような内容なのか。取材したところ……。
大阪・関西万博が4月13日に夢洲(ゆめしま)で開幕した。158の国と地域が参加する中、バンダイナムコホールディングス(HD)が手掛ける「GUNDAM FUTURE PAVILION」(以下、ガンダムパビリオン)は、「ガンダム」の世界観を現実の産業技術に結びつけた体験型展示として注目を集めている。その内容とは、どのようなものなのか。
ガンダムパビリオンは、5つのフロアを移動するウォークスルー型の施設だ。ガンダムシリーズが描いてきた「宇宙での暮らし」や「まだ実現していない科学技術」を、新作映像とパビリオン空間による没入体験で提供する。
屋外に設置した高さ約17メートルの「実物大ガンダム像」は、そんな宇宙や未来に向けて手を差し伸べる姿を表現しているという。
体験は予約制で、所要時間は約40分。来場者は、西暦2150年の夢洲を舞台に架空企業の「GOIC」(GUNDAM OPEN INNOVATION CONSORTIUM)のツアーに参加するという設定だ。ツアーでは、上空3万6000キロの静止軌道を周回する巨大宇宙ステーション「スタージャブロー」から、モビルスーツ(架空の人型兵器の総称)が活躍する様子を見学できるようになっている。
パビリオンで体験する未来では、宇宙空間に人類が生活できる環境が整備されており、戦争のために生み出されたモビルスーツも、宇宙活動に適したスーツとして平和利用が進められている。
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