「私が若い頃は……」 若手がやる気をなくす「NGワード」TOP10:社会人1、2年目1000人に聞く
ソニー生命保険は、「社会人1年目と2年目の意識調査」の結果を公表。社会人2年目が振り返る「社会人1年目にドン引きしたこと」では、「社内の人間関係がギクシャクしていた」(16.2%)が最多となった。働き始めの若手は、職場にどのような本音を抱いているのか――。
新社会人が直面する“職場の現実”は、想像以上に厳しいようだ。
ソニー生命保険は、「社会人1年目と2年目の意識調査」の結果を公表。社会人2年目が振り返る「社会人1年目にドン引きしたこと」では、「社内の人間関係がギクシャクしていた」(16.2%)が最多となった。働き始めの若手は、職場にどのような本音を抱いているのか――。
「仕事をしない上司」にドン引き
調査は、2025年4月から働き始める社会人1年目と、就職して1年が経過した2年目の若手社員を対象に実施し、1000人から回答を得た(男女500人ずつ)。
「社会人1年目にドン引きしたこと」ではその他に、「ハラスメントを受けた・見聞きした」(13.8%)、「仕事内容が事前に聞いていたことと違った」(11.8%)という項目が上位に並んだ。
「仕事をしていない人がいた」「必要のない残業をしている人がいた」(いずれも11.4%)など、働き方に対する疑問の声も多く挙がった。特に男性は「仕事内容のギャップ」(男性15.2%、女性8.4%)や、「仕事をしていない人がいた」(男性14.4%、女性8.4%)に対して敏感で、上司や同僚の“飲み会での泥酔”にドン引きした割合も男性の方が高かった(男性12.8%、女性6.8%)。
「一緒に働きたくない上司」トップ10は?
社会人1、2年生に「一緒に働きたくない上司・先輩」の特徴を聞いたところ、最多だったのは「いつもイライラしている」(33.8%)。以下「口を開けば悪口・嫌味ばかり」(31.9%)、「高圧的に接してくる」(31.8%)、「ミスの詰め方がきつい」(31.2%)、「傲慢・人を見下す」(30.3%)と続いた。
やる気をなくす「NGワード」は?
若手社員が「言われたらやる気を失う一言」では、「この仕事向いてないんじゃない?」(23.4%)がトップに。「なんでできないかな?」(22.2%)、「私が若いころは○○だったのに」(17.6%)など、否定や押しつけがましい言葉が並んだ。
「女/男だからしょうがないね」といった性別にまつわる発言も、女性の17.6%が「やる気を失う」と回答しており、ジェンダー意識の低さも気にかかるようだ。
調査は2月28日〜3月10日にインターネットで実施した。
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