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「よーじや」はなぜロゴを変えたのか 社長が語る、舞台裏と再出発120年企業の変身(1/5 ページ)

2025年3月、「よーじや」が60年ぶりにロゴマークを刷新すると発表。SNS上で賛否を巻き起こした。おなじみの手鏡に映る女性のロゴがなくなるわけではないというが、どんな狙いがあるのか。「ロゴ刷新の舞台裏」を國枝昂社長が語った。

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 2025年3月26日、創業120年の老舗企業「よーじや」(京都市)が60年ぶりにロゴマークを刷新すると発表。SNS上で賛否を巻き起こした。


SNS上で賛否両論があった「よーじや」のロゴ刷新(よーじや提供、以下同)

 「よーじやは生まれ変わります」と記して、リブランディングを発表した同社のXの投稿には、4月下旬時点で6.9万件の「いいね」と1500件以上のリポストが。投稿直後は、「戻してほしい」「広く認知されている企業の顔を手放すのはもったいない」「残念」といったロゴ変更への批判コメントがあふれた。

 しかし、実際は旧ロゴを手放すわけではない。同社の國枝昂社長のnoteによると、「旧ロゴと新ロゴを使い分けていく」という。さらに、旧ロゴの手鏡に映る女性像「よじこ」をベースにした新たなコーポレートキャラクター、新「よじこ」も誕生した。


よーじやグループの顔として、SNSやグッズで活用されるキャラクター・新「よじこ」

 新旧のロゴを使い分けるという認識が広がったことで、現在は一定の理解が得られているようだ。「ロゴ刷新の舞台裏」と、発表から約1ヵ月が経過した「現在の思い」を國枝昂社長が語った。

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