ニュース
一風堂初のヴィーガン専門店「ippudo V」 ニューヨーク・ブルックリンにオープン
一風堂初のヴィーガン専門店「ippudo V Brooklyn店」が、4月18日米国ニューヨーク・ブルックリンにオープンした。
力の源ホールディングス(福岡市)傘下のChikaranomoto Global Holdingsは4月18日、一風堂ブランド初のヴィーガン専門店「ippudo V Brooklyn店」を米国ニューヨーク・ブルックリンにオープンした。
同ブランド初の試みとして、植物由来の材料を使って肉や魚料理を再現した完全プラントベースメニューを提供する。欧米を中心に広がるヴィーガンに対応し、より多くの顧客に日本食の魅力を届けるという。
主なメニューは、豆腐チャーシューやニンジンのマリネなどをのせた豚骨ラーメン「PLA-TON」や、グリルトマトや玉ねぎの天ぷらなどをのせたしょうゆラーメン「SHOJIN」など。ラーメン以外では、巻きずし「MATILDA WITH LEON」やケールサラダなどを提供する。
既存形態店の海外進出も進む。同社は5月5日に米国・ロサンゼルスに「IPPUDO Culver City店」、オーストラリア・シドニーに「IPPUDO SYDNEY Parramatta店」を同時オープンした。
「IPPUDO Culver City店」はロサンゼルス国際空港から車で約15分の、映画館やホテル、レストラン、スーパーが立ち並ぶエリアに位置する。周辺はオフィスや住宅地が多く、ビジネスパーソンや地元住民、観光客など幅広い顧客層の利用を狙う。
「IPPUDO SYDNEY Parramatta店」は官公庁や教育機関が集まるエリアで、新たな顧客層の開拓を図る。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
「オールジャンル」より「特化型」 ラーメンチェーン「上場第2世代」の現状
これまで、株式市場に上場している企業のラーメンチェーンといえば、「オールジャンル」が多かった。一方、ここ10年では、ラーメンの種類を絞ったチェーンを展開する企業の上場が目立つ。そうした新参チェーンの現状をまとめる。
吉野家の「ラーメン」欧州1号店の反響は? なぜ牛丼ではなくラーメンを選んだのか
吉野家ホールディングスがラーメン事業を加速させている。人気ラーメン店をグループ化して、「牛丼」「うどん」に次ぐ“第3の収益源”に育てていく方針だ。2024年10月には子会社のウィズリンクを通じて欧州に初進出、どんな反響があるのか。




