セブン‐イレブン・ジャパンは6月2日、おにぎりなどを108円から販売する「おにぎり・寿司スーパーセール」を実施すると発表した。6月11〜14日の4日間限定で、全国の店舗が対象だ。
セール期間中は、通常価格183円以下の商品は108円、184〜216円の商品は162円、217〜324円の商品は216円で販売する。「手巻おにぎり」や「こだわりおむすび」「すし」など約40アイテムが対象となる。
同社によると、背景に昨今の米の価格高騰や、米離れへの懸念の声があるという。今回の販売目標は非公表だが、2020年8月にも同様のセールを実施しており、その際は通常と比べて売り上げが1.5倍に伸びたそうだ。今回のセールでは、政府備蓄米は使用しない。
ナチュラルローソンでは、安定した価格で調達できる“もち麦”を使用したおにぎりを4月22日から販売。また、ファミリーマートでも飲み物やお菓子などを対象に「1個買うと、1個もらえる」キャンペーンを6月3日から実施するなど、コンビニ各社は価格高騰に対応した施策を打ち出している。
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