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転職者の半数が前職をSNSで語る 退職後、いったい何を書いてる?(1/2 ページ)

転職後に前職について投稿する人は半数を超え、SNSではネガティブ、口コミサイトではポジティブな内容が目立った。企業側も投稿を把握しており、採用活動への影響も。元社員の“声”と企業の対応を探る。

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 転職者が前職についてネットに書き込むのは、どんな内容が多いのか。マイナビ(東京都千代田区)が調査したところ、「ポジティブ・ネガティブの両方」(47.8%)が最も多く、「ポジティブな内容のみ」は43.4%、「ネガティブな内容のみ」は8.8%であることが分かった。

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前職についてのSNS・口コミサイトへの投稿に関する調査(画像はイメージ、提供:写真AC)

 退職後に前職の情報をSNSに投稿したことがある人は51.3%で、半数を超えた。年代別では20代が61.4%で最も多く、年代が上がるほど投稿者の割合は減少し、50代では30.4%だった。

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退職後に前職の情報をSNSに投稿したことがあるか(出所:プレスリリース、以下同)

 口コミサイトとSNSの両方に投稿した人に、内容を尋ねると「ポジティブ・ネガティブの両方」が47.8%、「ポジティブのみ」は43.4%、「ネガティブのみ」は8.8%だった。SNSだけに投稿した人を見ると、「ネガティブのみ」が73.3%を占めた。

 ポジティブな投稿では、口コミサイト・SNSともに「成長機会が豊富」が最も多く、「給与や待遇が良い」「会社の将来性」「安定性への安心」など、前職の会社に対する心理的安全性の高さがうかがえる内容が上位を占めた。

 ネガティブな投稿を見ると、SNSでは「職場の人間関係の悪さ」(9.3%)、口コミサイトでは「休日や残業時間などの待遇面への不満」(10.5%)が目立った。

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SNS・口コミサイトへの投稿内容

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