ニュース
27年卒の8割が「就活貯金」検討中、学生が備えるリアルな理由とは?(1/2 ページ)
インターンや就活が本格化し、大学3年生の約8割が預貯金を検討している。交通費や生活費への備えが背景にあり、焦りを感じる声も多い。学生の動きが活発化している。
インターンシップや就職活動が本格化するなか、学生たちはその準備にもお金がかかると感じているようだ。大学3年生(大学院生を含む)の約8割が就活のために預貯金を検討していることが、マイナビ(東京都千代田区)の調査で分かった
5月の就職説明会やキャリア教育などへの参加率は27.1%と、前月(15.9%)から11.2ポイント増加した。インターンシップや仕事体験に参加した割合は30.2%で、前月から11.9ポイント増加。インターンシップなどの開催が本格化する夏を前に、学生の動きが活発になっていることがうかがえる。
大学3年生の心境を聞くと、「もう半分終わってしまったという焦り」が83.1%を占めた。回答者からは「周りは就活準備を進めているのに、自分はまだほぼやっていないため焦りがある」「研究との両立を考えると時間が足りないと感じてしまう」といった意見があった。
就活に向けて実際に預貯金をしている学生は33.8%。さらに「したいけどできていない」(45.9%)を含めると、預貯金の意思がある学生は全体の約8割に達している。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
隣の同僚が億万長者に? 知られざる「いつの間にか富裕層」の実態
かつて「一生分の大金」とされた1億円。だが今では、一般の会社員でも資産1億円を超える「いつの間にか富裕層」になるケースが増えている。野村総合研究所の調査から見えてきた、“元庶民”たちの新たな富の姿とは――。
7割が「課長」になれない中で、5年後も食っていける人物
「いまの時代、7割は課長になれない」と言われているが、ビジネスパーソンはどのように対応すればいいのか。リクルートでフェローを務められ、その後、中学校の校長を務められた藤原和博さんに聞いた。
「辞めたけど良い会社」 ランキング ワースト30社の特徴は?
辞めたけれど良い会社は、どのような特徴があるのか。IT業界で働いた経験がある人に聞いた。
【マナー】風邪をひいた上司に一言 「お大事にしてくださいね」はアリ?
上司が風邪をひいた場合、どう言えばいいのか。「お大事にしてくださいね」はアリ?



