若手が敬遠する上司 「指示が曖昧」「感情的」……1位は?:Z世代に聞く
多くの企業でZ世代の育成や定着が重要課題となる中、彼らはどのような上司を敬遠しているのか。ペンマーク(東京都目黒区)が調査を実施した。
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多くの企業で、Z世代をはじめとする若手の育成や定着が重要な課題となる中、若手社員はどのような上司を敬遠しているのか。大学生向け学習管理SNSの開発などを手掛けるペンマーク(東京都目黒区)が調査した。
「この人の下では働きたくない」と感じる上司 最も多かったのは?
一緒に働きたくないと感じる上司について、最も多い回答は「高圧的・威圧的な態度」で61.9%に上った。「感情的な言動が多い」(54.5%)、「指示が曖昧(あいまい)・矛盾している」(42.6%)と続いた。
心理的安全性を損なう「人間性」と、生産性を阻害する「マネジメントスキル」の両面が、Z世代から敬遠される上司の2大要素であることが明らかになった。
同社は「360度評価の導入や、心理的安全性に関する研修の実施などを通じて、Z世代から『この人の下で働きたい』と思われる上司を育成していくことが、企業の持続的な成長に不可欠と言える」とコメントしている。
調査は過去に同社の運営するアプリ「Penmark」を利用していた全国の若手社会人を対象とした。有効回答者数は176人。本調査では、Z世代を1996〜2005年生まれと定義した。
なお、Z世代が考える「一緒に働きたくない上司のタイプ」については、人材支援事業のUZUZ(東京都新宿区)も2024年7〜8月に調査を実施し、以下のような声が上がった。
- 常に高い目標を掲げてチーム全体を引っ張っていく「成果コミットタイプ」(49.3%)
- 1on1に力を入れて進捗状況や悩みをしっかり把握したい「徹底伴走タイプ」(11.6%)
- 部下が最低限やることをやっていたら何も言わない「超寛容タイプ」(21.2%)
- プライベートな話題も一緒になって盛り上がれる「フレンドリータイプ」(18.0%)
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