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ミドル世代の7割が「異業種に転職したい」 どの業種からの転職が多いのか?(1/2 ページ)
異業種への転職を希望するミドル人材が増加している。背景には、業界の先行き不安や成長分野への関心がある。一方で、待遇面のギャップなどから転職が実現しにくい現実も浮き彫りになった。
「異業種への転職」を希望するミドル人材が増えている。エン・ジャパン(東京都新宿区)が人材紹介サービスの転職コンサルタントを対象に実施した調査によると、直近1年で異業種への転職を希望するミドル人材は「増えている」が71%を占めた。転職者の出身業種は、「メーカー」(68%)が最も多かった。
ミドル人材が異業種を希望する理由については、「今の業界・会社の先行きが不安」(68%)がトップ。以下「成長業界・給与相場の高い業界で働きたい」(40%)、「働き方(勤務時間、休日など)を変えたい」(29%)だった。
異業種に転職したミドル人材の出身業種を聞くと「メーカー」(68%)が最も多く、次いで「IT・インターネット」(44%)、「流通・小売・サービス」(38%)と続いた。
一方、転職先の業種として多い業種は「IT・インターネット」(62%)、「メーカー」(51%)が上位を占め、いずれも人材の流動性が高い業種であることがうかがえる。
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