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ベイスターズを100試合追う人の“両立仕事術” 平日はIT営業、週末は応援団長“2つの本業”を成立(3/3 ページ)

横浜DeNAベイスターズの私設応援団代表として、年間100試合以上を追いかける東條魁人さん。IT企業で営業職として働きながら応援活動を続けるため、柔軟な働き方や時間術を駆使する。その両立の工夫とは。

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ツールの活用で、時間もタスクも“見える化”

 東條さんが業務効率化に活用しているのが、MicrosoftのOneNoteとTeamsだ。まずOneNoteにすべてのタスクを書き出し、優先順位と処理する時間帯を整理する。


MicrosoftのOneNote(出典:Microsoft)

日中:打ち合わせや顧客対応、集中を要する資料作成

試合中:守備中などの合間を活用して、メール対応や確認作業、翌日のタスク整理

夜間:日中に確認ができなかった資料や、社内からの連絡事項確認

 当日のタスクは、Teamsで自分宛にメモとして送信しておく。守備のタイミングなど、時間ができた際には、近くに観客がいないタイミングを見計らってタスクを確認し、一つずつ完了させていく。また、頻繁にアクセスする業務システムのURLはExcelにまとめておくことで、アクセスの手間を減らしている。


(出典:ゲッティイメージズ)

 「応援に行くために仕事を効率化してパフォーマンスをあげたいと思うし、仕事があるからこそ遠征にも参加できる。互いに良い循環が生まれています」と東條さんは語る。

 「仕事」と「応援」という異なる軸を両立ではなく、相乗効果へとつなげるそのスタイルは、変化の激しい時代において、これからの時代にふさわしい、持続可能な働き方のヒントになるかもしれない。

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