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JR東日本、アバターロボ案内を検証 1拠点から3駅を遠隔操作

JR東日本は福島県内の3駅で、アバターロボットを使った遠隔案内の実証実験を開始する。

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 JR東日本は7月10日、アバターロボットを活用した駅案内の導入試験を実施すると発表した。1拠点から複数駅のアバターロボットを遠隔操作し、接客が可能か検証する。ロボット開発などを手掛けるavatarin(アバターイン、東京都中央区)のアバターロボット「newme(ニューミー)」を使用する。


アバターロボットの導入実験を実施する(出所:プレスリリース、以下同)

 7月13日から、福島県の新白河駅、郡山駅、福島駅の3駅で実施する。アバターロボットを通じて利用客に声をかけ、指定席券売機への案内やきっぷの購入方法などのサポートができるか検証する。ロボットは、avatarinのオフィスから遠隔操作する。


都内のオフィスから遠隔で操作する

 アバターロボットによる案内試験は、これまでに3回実施しており、同一駅構内での遠隔案内や、1拠点から1駅への遠隔案内業務において、通信環境や案内の実用性を検証してきた。

 JR東日本は「指定席券売機ご利用のお客さまの不安解消と、将来の労働人口減少を見据え、今後のご案内サービスのあり方を検討していく」としている。

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