子どもが「将来同じ仕事をしたい」と言ったら? 社会人421人に調査
自分の子どもが「将来同じ仕事をしたい」と言ったら? パーソルキャリアが運営する「Job総研」が調査した。
自分の子どもが「将来同じ仕事をしたい」と言ったら? パーソルキャリアが運営する「Job総研」が調査した。
自分の仕事、次世代に残したい?
自分の子どもが「将来同じ仕事をしたい」と言った場合、「うれしいが、少し心配もある」と「複雑な気持ちになる(うれしさと不安)」(各25.9%)が上位を占めた。「とてもうれしいし、誇りに思う」は10.5%だった。
自分が経験した仕事について、次世代に残したいと思う人は65.1%だった。理由として「社会に役立つ実感がある」(48.2%)、「変化への対応力が身に付く」(39.4%)、「働き方の自由度が高い」(31.4%)が上位を占めた。
一方、次世代に残したくない理由1位は「AIなどにより将来性が不透明」(36.7%)で、以下「プライベートが削られる」(34.7%)、「ストレスや責任が大きい」(34.7%)と続いた。
新卒当時、キャリアの理想を持っていた人は68.7%だった。具体的には「やりがいのある仕事に出会える」(45.8%)、「努力すれば正当に評価される」(43.2%)、「自分に合う仕事に出会える」(29.0%)といった声が寄せられた。
新卒当時の理想と現在について、76.2%がギャップを感じていた(「とても感じる」19.0%、「感じる」26.6%、「どちらかといえば感じる」30.6%の計)。ギャップを感じる人を転職回数別に見ると「2〜3回」が最多で84.1%、以下「4〜5回」(83.4%)、「6回以上」(79.3%)となった。
調査は7月2〜7日、全国の20〜50代の現在就業中でJobQ Town登録者の421人を対象に、インターネットで実施した。
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