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約8割が「上司・先輩とのコミュニケーションに不満」、その背景は? (1/2 ページ)

約8割のビジネスパーソンが上司・先輩とのコミュニケーションに不満を抱えている。感情的な口調や指示の曖昧さが原因で、職場でのやる気低下や報告のためらいなどの影響が表れている。

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 上司とのコミュニケーションで、不満に感じることは何か。研修事業を手掛けるRelays(東京都中央区)が実施した調査によると、上司・先輩の言葉や伝え方に不満を持った経験がある人は81.9%にのぼった。具体的に不満だったことは、「感情的・高圧的な口調」(43.1%)が最も多かった。

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職場のコミュニケーションに関する調査(画像はイメージ、提供:写真AC)
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上司・先輩の言葉や伝え方に不満を感じた経験はあるか(出所:プレスリリース、以下同)

 不満を覚えた経験が現在の職場で起きたことかについては「はい」が70.7%と、多くの人が現在進行形でコミュニケーションの課題を抱えていることがうかがえる。

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現在の職場で経験したか

 具体的にどのような伝え方に不満があるのか。最も多かったのは「感情的・高圧的な口調」(43.1%)、以下「言っていることが毎回変わる(朝令暮改)」(38.9%)、「人格を否定するような言葉だった」(37.1%)と続いた。

 「指示があいまいで、後から『そうじゃない』と言われた」(35.3%)や「人前で叱責された」(29.9%)といった声も多く、態度や配慮の欠如が、部下の不満につながっている。

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どのような伝え方が不満の原因か

 不満を感じたときの行動については、「仕事のやる気を失う」(43.7%)、「上司への報告・連絡・相談をためらうようになった」(40.7%)、「自分から意見を言うのをやめた」(38.9%)が上位を占めた。また、約3人に1人が「会社を辞めたい(転職したい)と思った」(29.3%)と回答した。

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不満を感じたときの行動

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