顧客満足度が高いコンビニ 2位「ローソン」を抑え10年連続1位を獲得したのは?
2025年度「JCSI(日本版顧客満足度指数)」第2回調査として、8業種(百貨店、スーパーマーケット、コンビニエンスストア、ドラッグストア、宅配便、QRコード決済、電子マネー、ショッピングセンター)の顧客満足度を発表した。顧客満足度が高いコンビニエンスストアランキングの1位とは?
サービス産業生産性協議会が、2025年度「JCSI(日本版顧客満足度指数)」第2回調査として、8業種(百貨店、スーパーマーケット、コンビニエンスストア、ドラッグストア、宅配便、QRコード決済、電子マネー、ショッピングセンター)の顧客満足度を発表した。顧客満足度が高いコンビニエンスストアランキングの1位とは?
顧客満足度が高いコンビニ 10年連続1位を獲得したのは?
本調査は、サービス産業の生産性を測るうえで重要な「顧客満足」などを数値化・可視化したもの。顧客満足度並びに関連指標の計9指標について結果を発表した。コンビニの分野では、「セイコーマート」「セブン-イレブン」「デイリーヤマザキ」「ファミリーマート」「ミニストップ」「ローソン」「ナチュラルローソン(ランキング対象外)」が調査対象となった。
「顧客満足」において1位を獲得したコンビニは「セイコーマート」(75.4点)となった。2位は「ローソン」(68.3点)、3位は「デイリーヤマザキ」(68.2点)と続いた。
「セイコーマート」は10年連続で顧客満足1位を獲得した。また、「推奨意向(おすすめ度)」「感動指標」でも1位となった他、「顧客期待」「知覚品質」といったその他の指標においてもトップを独占する結果となった。
満足度の高いスーパーマーケットランキングでは、1位「オーケー」(75.1点)、2位「業務スーパー」(72.8点)、3位「コストコ」(72.1点)という結果に。
ドラッグストア部門では、「ドラッグストアコスモス」が1位(75.5点)を獲得。2位は「サンドラッグ」(71.5点)、3位は「ウエルシア」(69.9点)が続いた。
調査は5月21日〜6月2日にインターネットで実施。回答者数は1万9796人。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
高速PDCAで荷物返却も「爆速」 スカイマークの顧客満足度がANA、JALよりも高い納得の理由
ANAとJALに続き国内航空会社で3位のスカイマークだが、顧客満足度ランキングでは2社を上回り、1位を獲得している。特に利用者から評判なのが、受託手荷物の返却スピードだ。SNSでも「着いた瞬間に荷物を回収できた」「人より先に荷物が出てきている」といった声が多い。
野村が捨てた「資産3億円未満」を狙え SMBC×SBIが狙う“新興富裕層”の正体
SMBC×SBIが、「Olive Infinite(オリーブ インフィニット)」というデジタル富裕層向けサービスを開始した。野村證券をはじめとする大手証券会社が切った「1億〜3億円層」に商機があるという。
夫婦ともに「年収700万円」超 SMBC×SBI新会社は、なぜ“新興富裕層”に目を付けたのか?
SMBCとSBIホールディングスは「Olive Infinite(オリーブ インフィニット)」を、デジタル富裕層向けの革新的金融サービスとして開始する。「デジタル富裕層」とは具体的にどのような人々なのか。新サービスの狙いを聞いた。
NTT・楽天・ソフトバンクが「金融三国志」開戦か──通信会社の新戦局、勝負の行方は?
NTTがSBIホールディングスとの資本業務提携を発表し、通信大手による金融事業への本格参入が新たな局面を迎えている。ソフトバンクは三井住友カードとの包括提携でキャッシュレス最大手連合を形成。一方、楽天は独自の経済圏構築を貫く。「金融三国志」とも呼べるこの状態、勝ち抜くのはどの企業か。
DXの“押し付け”がハラスメントに!? クレディセゾンのデジタル人材育成を成功に導いた「三層構造」とは
昨今は人材獲得に苦戦する企業が多く、文系人材をリスキリングなどで育成し、デジタル人材に育てようとする動きが活発化しているが、クレディセゾンのCDOは「『トランスフォーメーションハラスメント』には要注意だ」と警鐘を鳴らす。「トランスフォーメーションハラスメント」とはどんなものなのか。DX時代の人材育成の本質とは何か。





