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経理部門の管理職を悩ませる「見えない負担」の正体とは?

経理部門の管理職は、日頃の業務でどのような課題や悩みを抱えているのか。請求書クラウドを提供するNTTデータビジネスブレインズ(東京都港区)が、調査を実施した。

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 経理部門の管理職は、日頃の業務でどのような課題や悩みを抱えているのか。請求書クラウドを提供するNTTデータビジネスブレインズ(東京都港区)が、調査を実施した。

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NTTデータビジネスブレインズが経理部門の管理職に対し「業務に関する課題や悩みに関するアンケート調査」を実施した(提供:写真AC)

経理部門を悩ませる「見えない負担」の正体

 法改正や新しいシステム導入に伴う情報収集や、システム導入における業務増など、日常業務以外の「見えない負担」を感じることがある人は97.7%だった。

 具体的な見えない負担としては「法改正内容の不明点、疑問点解消に要する時間」(51.9%)、「システム導入時の選定」(43.5%)、「法改正に関して社内へ周知するための説明資料作成や周知」(38.9%)が上位を占めた。

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具体的な見えない負担(出所:プレスリリース、以下同)

他部署との連携におけるフラストレーション

 他部署との連携において、96.3%が「経理部門のルールや締め切りの重要性が理解されず、フラストレーションを感じる」とした(「よくある」44.3%と「ややある」52.0%の計)。

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他部署との連携において、経理部門のルールや締切の重要性が理解されず、フラストレーションを感じることはあるか

経営層と現場との板挟み

 経営層からの「スピード感やコスト削減」の要求と、現場での「正確性確保やチームの疲労回避」との間で、板挟みだと感じている人は86.5%(「よくある」28.1%と「どちらかというとある」58.4%の合計)に上った。

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経営層と現場での板挟みだと感じることはあるか

8割以上が「属人化した業務がある」と回答

 経理業務について、87.8%が「属人化した業務が存在する」とした。そうした属人化した業務について、課題や危機感を感じている人は98.5%(「かなり感じる」52.1%と「どちらかというと感じる」46.4%の計)だった。

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属人化している業務に対し、課題や危機感をどの程度感じるか

 調査は7月7日、経理部門の管理職221人にインターネットで実施した。

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