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「定年まで同じ会社に勤めたい」新入社員7割、海外勤務は?(1/2 ページ)

日本能率協会は、「2025年度新入社員意識調査」の結果を発表した。

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 日本能率協会(東京都港区)は、「2025年度新入社員意識調査」の結果を発表した。「ひとつの仕事を長く続けて専門性を磨きたい」と考える人は増えており、本年度の調査では「近い」が35.0%、「どちらかというと近い」が32.9%で、合わせると7割近くに達していることが分かった。

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日本能率協会が調査(出典:写真AC)

 「定年までひとつの会社に勤めたい」と考える人も増えており、本年度の調査では「かなり近い」が34.2%、「どちらかというと近い」が34.4%で、合わせると7割近くにのぼった。

 一方、「副業・兼業をやってみたい」に関して、「近い」は2022年以降ほぼ2割で大きな変化はないが、「どちらかというと近い」が増えており、本年度の調査では、両者を合わせると5割を超えた。

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仕事・働き方に対する考え(出典:プレスリリース、以下同)

 「上司や先輩からの指示があいまいでも、質問せずにとりあえず作業を進める」ことについては、8割の人が「抵抗がある」と答えた。

 一方で、「困ったときに周囲に相談・連絡する」「うまくいかなかったことをすぐに報告する」「周囲に協力を依頼する」については、7〜8割の人が「抵抗がない」と回答しており、失敗を恐れる傾向がみられた。特に、「指示があいまいでも質問せず作業を進める」ことへの抵抗は、学歴にかかわらず共通して強い。

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